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東京−フロストバレーYMCAパートナーシップ公式ブログ
星空のもとで


7月28日(金)オーバーナイトプログラム・スリープアウトが行われました。
各自、ザックに屋外で一泊するための用具を詰め、水筒いっぱいに水を入れ、寝袋を持っていきます。寝袋は長期滞在用のものをそのまま持っていきますから、デイパックより寝袋の方が大きくなることも珍しくありません。デイパックに寝袋をロープでくくりつけたり、背中に寝袋を背負い、胸の前にザックを抱えてサンドイッチで歩いたり、各自工夫をして準備をしました。
午後からはグループ共同で使うタープとグラウンドシート、鍋や食器類、そして重要な食料(夕食、朝食、そしてスモアーズ)と水を詰め込みます。これはキャンパーのデイパックには入りきらないので、大き目のザックとフレームザックも借りてそこに共同用品を詰めて行きます。
ところが、準備のさなか、雨が降ってきました。せっかくのアドベンチャープログラムですから、雷雨などの危険な場合を除いては決行することにしています。どのように雨をしのぐのか、雨ではどのように火をつけるのかも、体験して欲しいからです。もちろん、そのグループの年齢やスキルを考慮して、降雨時に非難が可能な建造物のある場所や、大雨等の時に急いで戻って来られる近距離の場所を野営ポイントとして設定します。
しかし今回は昼過ぎからある程度の雨が降っていましたので、まずは夕食をキャンプ場の建物の軒先などで雨をしのぎながら作ることにしました。野営に出かけるか、この場でホールなどで寝袋を使って寝るのかは、夕方まで様子を見ることにして、グループごとに軒先でカレーライスを作り始めました。

果たして、みんながおいしいカレーライスをいざ食べようとした頃、西の空から陽が差して来ました。見上げると、低い雲が速く流れて、真っ青な空が拡がり始めています。これで一気にキャンパー達の表情が明るくなりました。
今夜は野営をすることに決め、グループごとに夕食後、出発することにしました。徒歩30分以内の、近い場所での野営でしたが、夕食後であったことから、中には夜9時を過ぎて出発をしたグループもありましたが、その頃の空は既に快晴。

まるで雲のように天の川が見え、時折流れ星がスッと現れては消えていきます。星を見ながら眠りについたキャンパーを見て、私達は本当に幸運だな、と思いました。(k)

| サマーキャンプ | 08:37 | - | -
チャレンジキャンプBの近況
日曜日から始まったチャレンジキャンプBは、雨のプログラムを行うことなく金曜日を迎えようとしています。
水泳、ボート、カヌー、カヤック、タワークライミング、フライングsquirrel(みんなでロープを引いてムササビ役を数m吊り上げる)、アーチェリー、サッカー、フリスビー、野球、ネイチャーゲーム、クラフト、焚き火でのパン作りなどなど…みんな元気いっぱいに楽しんでいます。




そして、かつての「掃除王」は、「メジャー・リーグ・そうじ(MLS)」として一新され、毎日のヒット数に応じて熾烈な掃除王ペナントレースが繰り広げられています! ほうきで打つヒットの多いグループはどこでしょうか?


また、食事のたびに楽しいキャンプソングをみんな大きな声で歌っています。
毎日を楽しく過ごす工夫をしながら、キャンプは続きます。
今夜はいよいよ、スリープアウトです!(k)
| サマーキャンプ | 14:02 | - | -
第2セッション終了
3Weekアドベンチャーキャンプと、スポーツキャンプが先週金曜日に無事終了しました。一週間ぶりの更新ですが、今日はいくつかの思い出の写真をご覧にいれたいと思います。

3Weekアドベンチャーキャンプ
朝日を浴びて帰路につく(3day hike)
ヘイライド
乗馬
トーテムポール落成
クロージングファイア



スポーツキャンプ
水泳
朝のジョギング
スリープアウトの夜明け
運動会
クロージングファイア


子ども達の帰りを待っておられたご家族の皆様には、きっと長く感じられたであろう両キャンプは、好天に恵まれたこともあり、2週間はもちろん、3週間のキャンプですら短く感じられるほど充実した日々を過ごしました。(写真:夕暮れのLake Cole)

私たちスタッフ・リーダーも、楽しく充実した時間を共に過ごさせて頂きましたことに感謝しています。
そして何より、このTFYPサマーキャンプに子ども達を送り出してくださったご家族の皆様に、感謝申し上げます。
次回も是非ご参加ください!(k)

| - | 13:15 | - | -
オリンピックス2006
フロストバレーYMCAサマーキャンプのセカンドセッションにおいて、最も大きなイベントが7月16日午後〜17日夜にかけて行われた「オリンピックス2006」です。7月5日に行われたスモールワールドのように、世界各国から集まったカウンセラーやスタッフの出身国にちなんで、フロストバレーキャンプ全体を10カ国のチームに分けます。出場国は、アイルランド・韓国・コロンビア・スコットランド・タイ・台湾・日本・フランス・モルドバ・ルーマニアの10カ国。更に、競技チームは持ちませんが、キャンプ場スタッフが今年のホスト国、ウクライナとして準備にあたりました。

私たちTokyoビレッジの全メンバー(アドベンチャーキャンプ、スポーツキャンプ)も、しばらくTokyoから離れ、10カ国に分散して2日間を過ごしました。
例えば、ルーマニアに所属することになったTokyoビレッジのスポーツキャンプの日本人キャンパーは、2日間をルーマニア人(ルーマニア応援団)として過ごします。
各国のメンバーのまとめ役となるコーチ(coach:応援団長的な役割)も、出身国籍に関係なくカウンセラーの中から選ばれ、その他にカルチュラルアドバイザーとして、ネイティブのカウンセラーが配属されます。例えば、アイルランドのコーチは日本人ですが、カルチュラルアドバイザーはアイルランド人、という具合です。

16日はまず、新たな仲間とあいさつの後、国の紹介も兼ねて揃いのTシャツを作ったり、揃いのフェイスペイントをしたり、巨大なバナー(国旗などを基にした応援旗)を作りました。例えばルーマニアのTシャツは可愛らしいドラキュラでした。他にも、アイルランドはギンガムチェックの鉢巻をしたり、台湾は背中に漢字で大きく『精神』と書いたTシャツを作りました。これは、YMCAトライアングル(spirit/mind/body)のspiritを訳したものであり、また、このオリンピックスの目的であるカルチャーシェアリングの上でもspiritが重要視されることから選んだそうです。

応援マテリアルが揃うと、次は掛け声(cheer)の創作と練習です。チアが出来上がると、どのチーム(国)も飛び跳ねたりこぶしを振り上げたりしながらの大チア合戦が始まります。道端ですれ違うだけで、すぐにチア合戦になってしまうのです!!まるでサッカーのワールドカップ会場のようです。初日はこのあと、夕方開会式を行って各国のチアを披露し終了しました。

翌17日はいよいよ競技です。10カ国がそれぞれYMCAの4バリューにちなんで4つの小グループに分かれ、キャンプ場のあらゆる広場や水辺を使って14会場で様々な競技をします。各会場においても複数の競技がありますから、観客としても、これはもうとても観きれるものではありません。まさにオリンピックスです! ただし、競技は大変紳士的に行われます。チアは自国のためだけにするものではありません。素晴らしい試合の後は、相手国を称えるチアも行います。これは、決められていることではなく、自然に湧き上がるように声があがり、非常に気持ちのよいものです。

バレーボールやサッカーなどもありますが、創作ゲームも様々。例えば水辺で行われたSink the boat は、2艘のカナディアン・カヌーの周りを対戦国が取り囲み、一斉に手で水をカヌーに汲み入れて早くカヌーを沈めたほうが勝ち、というもの。このときに、出場選手以外の仲間たちが、大声で強力なチアを送るのです! 水しぶきが上がって、それはもう大騒ぎです。

ひと通りの競技が終わると、夕食後は各国の文化を伝えることに重点を置いた最後のチア発表です。フランスはカウンセラーがシェフになり、キャンパーが食材となって、次々になべの中に飛び込み、料理をつくりました。タイはムエタイの擬似試合、日本は浴衣も登場しての盆踊りでした。そしていよいよ結果発表。薄暗くなり始めた会場は、オリンピックファイアと各国の巨大なバナー、そして大勢のキャンパーとに囲まれて、熱気に満ちていました。

Unity(団結)、Fun、Enthusiastic(熱狂的)、などの各賞の発表の後、いよいよSpirit賞の発表です。この賞を手にした国が、来年のホスト国となります。
結果はアイルランド。バナーとフラッグを持ったキャンパーが走り回る中で、アイルランドキャンパーが最後のチアを行いました。もちろん、何人ものTokyoキャンパーがアイルランドに所属していました。
大変暑い日でしたが、全キャンパーがビレッジを超え、国籍を超えて交流を深めた、完全燃焼の一日でした。(K)
| サマーキャンプ | 09:16 | - | -
オーバーナイト無事終了

アドベンチャーキャンプ、2週目の後半に、誰もが楽しみにしているプログラムがあります。それが「3days hike」というオーバーナイトプログラムです。木曜日の午後に、2泊3日分の食料、水、食器、飯ごうなどをザックに詰め込み、寝袋をロープでザックにくくりつけて5つのグループがロッジを発ちました。あ、そうそう、スモアーズ(夕食後にキャンプファイアで炙って食べるマシュマロやチョコレート)も忘れずに持って行きます!
しかし天候に左右され、必ず実施出来るとは限らないのがこのプログラムの特徴でもあります。今年は天候には本当に恵まれました。出発日の午前中に雨が降ったものの、出発後は見事なまでの晴天。2泊して土曜日の午前中に帰着し、寝袋を干していると、雨が降って来たのです。本当に絶妙なタイミングでした。

3days hikeはアドベンチャーキャンプの名にふさわしく、徒歩で移動しながら野外で2泊します。その際テントは使用せず、グランドシートの上にタープを張るだけ。寝具は寝袋のみ。更に、天気が良ければ星空を眺めるためにタープを外すこともあります。
真っ暗な森や草原に横たわって流れ星を見ながら眠りにつくのは野趣万点です。一人だったら絶対ここには泊まれないけれど、グループの仲間とリーダーがいるから大丈夫...

誰もがそんな気持ちで、ファイヤーの火が落ちた後に訪れる、大自然の深い闇を体験します。そして朝、まさに夜明けとともに目覚め、朝の冷たい、爽やかな空気、まぶしい陽の光を改めて感じるのです。
遠くまで行った高学年グループは、地図上の直線距離でYMCAのロッジから4マイル程のところにある眺めの良い高台を目指しました。YMCAの標高は海抜約2,000フィート。このコースには途中に標高2,700フィート程の地点を通るの山越えがあり、所要約4時間、ただひたすら森の中を歩きました。頑張ってたどり着いた目的地は良い眺めで、流れ星が綺麗だったそうです。翌日は別の場所に移動、3日目の今朝は朝4時半起床、5時半に現地を発って歩き出したそうです。YMCAには朝8時半頃到着しました。
また、YMCAから山を越え、徒歩2時間程のところにあるYMCAファーム敷地内の草原に連泊し、ここをベースにSlide Mountain(標高4,180フィート)まで片道4時間かけて登ったグループもありました。
その他のグループも荷物を背負って良く歩き通し、金曜日からはチャレンジキャンプBのキャンパーも一泊のオーバーナイトプログラムを実施。それぞれが厳しさと楽しさを体験して、無事に帰ってきました。
フロストバレーYMCAでは、様々な野生動物を真近に見ることが出来ます。毎日キツツキが木を叩く音を聞き、リスや鹿と出会います。ロッジの周りにはホタルが飛んでいます。一日の全てを森や草原で過ごしたキャンパー達は、どんな新しい出会いや発見をしたのでしょうか。(K)
| サマーキャンプ | 13:18 | - | -
雨の日には・・・

今朝は朝のジョギングを終えた頃から、弱い雨が降り続きました。いくつかのアウトドアアクティビティが中止になり、夜の2キャンプ合同全体プログラムも、外で全力で駆け回るものから、屋内でのプログラムに変更されました。
その名も「絶体絶命!クイズ王選手権!!!」2キャンプ、13グループからランダムに組み替えた新生9チームを作り、グループ対抗のクイズを行いました。
クイズは「フロストバレー、音楽、リーダー、ディズニーとスタジオジブリ」など、いくつかのカテゴリーに分かれており、さらに100ポイントから600ポイントまで、6段階の難易度別に問題が分かれています。これをチームごとに選んで回答して行きます。
最終ラウンドの特別問題で大逆転劇もあり、誰もがテレビのクイズ番組に出演していたかのように盛り上がっていました。


今日の夕食時後に歌った曲を紹介します。
数年前、Tokyoキャンプのリーダーがつくった曲です。(k)

雨の唄

雨がふったら歌うたおう/そんなに悲しい顔しないで
きっと何かが待っている/たとえば雨上がりの虹が
もしも毎日が晴れだったら/それはそれでつまらないと思う
今日雨がふったのも何かの運命(さだめ)/だからいっしょにさぁ

雨がふったら歌うたおう/そんなに悲しい顔しないで
きっと何かが待っている/たとえば雨上がりの虹が

かえるも喜んでいる/僕らも一緒にうたおう
そしたらいつのまにか/心も晴れてくるはず
ポタポタポタポタポタポ
タポタポタポタポタポタ
「雨の唄」をうたいましょう
ラララ・・・・・
| サマーキャンプ | 11:44 | - | -
セッション2スタート
7月9日(日)から、スポーツキャンプが始まりました。
アドベンチャーキャンプも2週間目に入り、今週は3DAYSハイク(2泊3日の野営)を予定しています。

これら2つのキャンプは、食事や大ゲーム大会等の全体プログラムを共に行って交流を深めながら、それぞれのプログラムを行っていきます。
スポーツキャンプでは、スポーツセッションというプログラムが特徴です。グループごとに選んだスポーツ・ダンス等を集中して行います。


今夜はおやつナイト。アドベンチャー・スポーツともに、グループごとにファイヤーリング(焚き火をして良い場所)にてフルーツやパンなどを焼いて食べる予定です。(K)
| サマーキャンプ | 22:55 | - | -
ファーストセッション終了
7月7日(金)、英語に慣れるキャンプ・チャレンジキャンプAが終了しました。2週目に入ってからは一層グループの結束力が高まった中で、4th of July のイベントを迎え、また、アドベンチャーキャンプの仲間が加わり、大勢で楽しい週となりました。

7月5日(水)午後から、Frost Valley YMCA 全体で4th of July のイベントを行いました。各ビレッジごとにブースを設け、フェイスペイント、マッドスライド(斜面にビニールを敷いて水を流して滑る滑り台)、凧、国旗作りなど、様々なアトラクションを用意し、全キャンパーが集って楽しみました。Tokyo は水槽に沈めた皿やスプーンを的にしたコインドロップを独立記念日にちなんでワシントンのレリーフがあるクオーター硬貨を使って行いました。

夕食後はスモールワールド。この夏、フランス・ドイツ・タイ・ウクライナ・台湾・アイルランド・韓国などなど・・・世界各国からFVにやってきたリーダーやスタッフ達が民族衣装などを着て自国の紹介をしました。
私達日本は、盆踊り。浴衣姿のリーダーが輪になって踊り、その外側にアメリカ人キャンパー等が輪を作って踊りました。
また、たなばたさま(ささのはさらさら)をローマ字で書いて、来場者と一緒に歌いました。
そのうちに日も暮れ、これでおしまい、と思いきや、締めくくりはLake Clole での花火大会。全キャンパーから大きな歓声があがっていました。



翌6日(木)は英語に慣れるキャンプの仲間も、いつもより早く昼食後からTokyoに合流。夕食後に湖畔で行ったクロージングファイアでは、各グループが独自の出し物をしました。替え歌あり、寸劇あり、中には、昨夜の花火を体で表現したグループも。みんなで囲んだ炎と湖面への月の反射が美しい、素敵なひと時でした。

| サマーキャンプ | 04:06 | - | -
英語に慣れるキャンプ

昼間はフロストバレーYMCAが行っている地元の子ども達のためのデイキャンプ(2週間自宅等からキャンプ場に通う日帰りキャンプ)に参加、夕方から翌朝まではチャレンジキャンプAの友達と共に過ごすのが英語に慣れるキャンプです。
基本的なプログラムはチャレンジキャンプ等と同じですが、子ども達は英語環境の中で、ボートやプールなどのアクアティックプログラム、スポーツやアート・クラフト、フィールドアクティビティを元気に行っています。
夕食からはアドベンチャーキャンプAに合流。ナイトプログラム、就寝前のディボーション(一日の振り返り)、モーニングセッション(体操やリーダーからのメッセージ等)をTOKYOビレッジで楽しく過ごしています。
日中、キャンプ場内でデイキャンプとチャレンジキャンプAがばったり出会うことも多いのですが、互いに大きな声で声を掛け合っています。(k)





| サマーキャンプ | 22:31 | - | -
好天に恵まれて



2週目に入ったチャレンジキャンプA。
キャンプ前半に悩まされた雨ですが、先週半ばから好天が続いていました。
ただひとつ、オーバーナイトプログラム(野営)の日、出発後に強いにわか雨があり、その後外での宿泊を継続したグループと途中で引き返してホールなどで寝たグループに分かれました。
その後はまた夏らしいさわやかな天気が続いていて、今日のプールの時間も歓声あがっていました。
ここには、水泳のほかに、野球とケーブルブリッジ(ワイヤ3本だけのつり橋)の写真を載せてみました。(k)


| サマーキャンプ | 04:03 | - | -
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